2012.03.16 のニュース
WTI反発106.71ドル
13日のWTI4月限は前日の106.34ドル/バーレルより反発し、0.37ドル値上がりの106.71ドルとなり、依然として高水準を維持している。
WTIの先物相場5月限が107.24ドル、6月限が107.78ドル、7月限が108.26ドル、8月限108.61ドルで取引されている。
米株式市場の大幅上昇に伴い、原油買いが先行した。2月の米小売売上高が前月より1.1%増となり、5ヵ月ぶりの高い伸び率を示した。また、欧州経済研究センターが発表した3月のドイツ景気予測指数が前月に比べて市場予想を上回ったことや、欧米の景気が回復すれば原油需要が増えるとの見方が広まったこと、さらには米連邦公開市場委員会後の声明で、米連邦準備理事会(FRB)が景気認識を前回から引き上げたことなどが、原油買いの好材料となった。