2012.07.05 のニュース
WTI反落83.75ドル
2日のWTI8月限は前週末の84.96ドル/バーレルより反落し、終値は1.21ドル値下がりの83.75ドルに収まった。
WTIの外物相場は、9月限が84.15ドル、10月限が84.54ドル、11月限が84.98ドル、12月が85.43ドル、1月限が85.86ドル、2月限が86.23ドルで取引を終えた。
サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月の製造業景況感指数が景気動向の基準値50を割り込み、景気の先行き不透明感が増し、今後の原油需要が低下するとの見方が強まり、売りが優勢となった。
また、中国やユーロ圏の製造業景況感を示す指数の低迷も原油相場の重しとなった。
さらに、外国為替市場でドルがユーロに対して上昇し、ドル建てで取引される原油に割高感が生じ、売りを促進する場面もあった。