2012.09.14 のニュース
WTI続伸97.17ドル 追加緩和期待が継続、買い優勢
11日のWTI10月限は前日の96.54ドル/バーレルより続伸し、終値は0.63ドル値上がりの97.17ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、11月限が97.50ドル、12月限が97.82ドル、1月限が98.25ドル、2月限が98.67ドル、3月限が98.96ドル、4月限が99.12ドルで取引を終えた。
12日~13日に開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備理事会(FRB)が追加金融緩和に踏み切るとの観測が日増しに高まってきた。この追加金融緩和が景気回復を促進し、原油需要増に繋がるとの観測を背景とした買いが続いた。
また、外国為替市場でドルがユーロなどに対して下落したため、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ、これも上伸の要因となった。