日刊ニュース

2012.11.29 のニュース

WTI反落87.74ドル ギリシャ支援と財政の崖への懸念

 26日のWTI1月限は前週末の88.28ドル/バーレルより反落し、終値は0.54ドル値下がりの87.74ドルに収まった。
 WTIの先物相場は、2月限が88.37ドル、3月限が89.02ドル、4月限が89.59ドル、5月限が90.04ドル、6月限が90.38ドル、7月限が90.63ドルで取引を終えた。
 欧州連合(EU)などによるギリシヤ支援を巡る協議の形勢不確実な状況を背景にして、投資家が値下がりリスクを避けるため原油を売る動きが優勢となった。
 また、大規模な財政引き締めとなる「財政の崖」への警戒感が相場の重しとなった。
 一方、中東情勢の緊迫を背景にして、同地域産の原油供給が滞ることへの警戒感が相場を支えた局面もあった。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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