日刊ニュース

2015.10.20 のニュース

ガソリン末端転嫁へ ボトム129円以上を狙う

ガソリンの仕切価格は2円50銭/リットル-3円の値上げとなったことから、販売業者は今週からユーザー転嫁に取り組むことになる。仕切価格は9月中旬から据え置きが続いているが、末端市況は下落が続いており、首都圏のボトム価格も125-6円となっているため、当面は129円以上に値上げする方向になる。市況下落によって地域価格も拡大しているのと同じHCなどは117円と120われも散見しているため、これからの安値がどこまで値上がりするのかが今後の市況対策のポイントとなってくる。原油価格も46ドル/バーレル程度で推移しているため、今後の動きも注目される。
ガソリンの市況価格は2円50銭-3円の大幅値上げとなり、ユーザー転嫁に取り組むことになる。
一方末端市況は石油情報センターでは平均133円80銭となり、前週に比べ60銭の値下がり、4週連続の値下がりとなった。このような下落局面にあるが、仕切り価格は値上がりとなったため様相が変わってきた。原油価格は上旬に急騰したが、足元は46ドル/バーレル程度で推移していたため様子を見るとの構えもある。しかし、今までの下落分を値戻しするのと仕切価格が値上げとなったため、今週からユーザー転嫁に取り組むことになった。首都圏の外道沿いのボトム価格は130円割れも散見するなど地域価格差が拡大しており厳しい局面であるが、3円の仕切価格値上げをかぶることはできず、ユーザー転嫁に取り組む。
今後の原油価格も注目されるが、さらに値上がりすれば、ユーザー転嫁も系列化するが、現在の水準で横ばいとなると難しい状況となる。しかし、8月以降下落が続いているためユーザー転嫁の時期に来てる。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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