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2011.04.28 のニュース

被災地域のSS支援のために  

既報の通り今年度第1次補正予算内容が固まった。大震災の第1弾の復旧・復興支援のための予算案であり、大型連休中にも国会で成立する見通しだ。今後、復旧状況や復興計画に合わせて補正予算第2弾、第3弾などが議論されるとみられる。  この第1次補正予算案には、全石連・油政連が強く要望してきた「被災地SS向け資金繰り対策」として51億円、「被災地SSの早期復旧支援」に46億円、「被災地での簡易SS設置等支援」に5億円、そして、「特定被災地域向け石油供給支援」が9億円計上された。

(提供元:ぜんせき)

ガソリン150円相場を維持 ボトム価格を底上げ ~いよいよ連休商戦に入る~  

 ガソリンの仕切価格は9日~16日で連続値上げ、23日には据え置き又は50銭程の小幅値上げとなった。販売業者は150円台の相場を維持することで連休商戦に入る。東日本大震災の発生後、仕切価格は据え置きが続き、販売減による供給増で4月上旬の市況は下落傾向をみせたが、安値物を底上げして再び150円相場を確保した。ここにきて3円程度の値上げが実施されており、街道沿いSSのボトム価格も151~153円となってきた。ただ、安値地区は140円台が残っているが、原油価格は値上がりしているため、ガソリン市況が値下がりすることはないとみられる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

補正予算 復旧に第一歩を踏み出す ―運転資金、SSタンク修理を助成―  

 政府は、22日に東日本大震災に伴う第一次補正予算約4兆円を決めた。経産省関係の総予算は5943億円となるが、うち、SS、石油販売業者関係は131億円、LPG関係が35億円で、合計で166億円となった。  今回の補正予算は中小の販売業者が対象となり、大企業である石連(元売、精製)関係は、製油所、油槽所で被害を受けたが対象外となっている。この予算の執行により震災後の復旧の第一歩を踏み出すことになる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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