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2011.08.11 のニュース

観光支援で需要を創出しよう  

 高速各社の想定によると、10~21日までのお盆時期における渋滞は昨年より若干緩和される見込みだが、観光需要を後押ししてきた休日1千円の廃止、東北での無料化措置など予測がつきにくい状況があり、旅行者の意識面では西高東低との見方もされている。ゴールデンウイークの高速SSガソリン販売量は8%減だったが、復興と経済浮揚に向けた官民挙げての「がんばれ日本」「がんばれ東北」応援事業が今夏にどの程度広がるかは、ガソリン需要を左右する。

(提供元:ぜんせき)

WTI81ドル台へ急落 昨年11月以来の安値  

 8日のWTI9月限は前営業日の86.88ドル/バーレルより大幅急落し、5.57ドル値下がりの81.31ドルとなり、3営業日で10ドル値下がりしたことになる。また、本年2月の最安値84.32ドルを更新し、昨年11月23日以来の安値となった。  中東産原油の10月限は前営業日より反発し、101ドル台後半となった。WTIとの10月限の価格差は20ドル台となり、前日より大幅拡大となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

予算、税制、エネ対策は大幅に遅れる  

 政治が混迷しており、第3次補正予算・来年度予算要求、エネルギー政策の見直しを検討する総合エネルギー調査会の開催など、すべての作業、審議が大幅に遅れている。第二 次補正予算(約2兆円)は成立したが、復興作業が主な予算である第3次補正予算は、まだ大枠も決まっていない。政府の東日本大震災の復興基本計画は向こう5年間で13兆円を投入するが、うち10兆円を増税(所得税、消費税などの増税)でカバーする案もあったが、増税反対の意見が多く、増税は明記されていない。財源確保は後回しの予算編成となる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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