2012.01.27 のニュース
ガソリンのマージンを巡って論争が再燃してきた。元売のマージンが多く、販売業者が少なく不公平であるという不満が販売業者から出ているのである。元売マージンは、足元の原油CIFが56円/L、石油税が2円で、計58円となり、仕切価格は中身で71円(ガソリン税込みは125円)とすると、差し引き13円がマージンとなる。この数字は市況で反動するか、元売はマージンを確保している。一方、販売業者のマージンは10円程度であり、この金額を割るケースも多い。これも末端市況次第で地域価格差がある。
(提供元:日刊石油タイムズ)
24日のWTI3月限は前日の99.58ドル/バーレルより反落し、0.63ドル値下がりの98.95ドルとなり、100ドルラインより遠ざかることとなった。 シンガポール市場24日は正月休みのため休場。 ブレントの2月限は前日より小幅値下がりして、110ドル台前後に収まった。先物相場4月限のWTIが99.29ドル、ブレントが110ドル台前半となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
灯油在庫取り崩し進む 前年に比べると高水準で ~安定供給を優先した在庫増~
灯油商戦は後半に入り、全国的な冷え込みで荷動きが活発化している。 在庫も本格的な取り崩しの時期となったが、早期積み増しにより、前年に比べると高水準を維持している。そのため、冷え込みが一層厳しくなっても、供給に対する不安はない。 シーズン入り前は増販を見込んだことと、2ヵ所の製油所(仙台、千葉)が操業停止しているため、安定供給を優先して在庫を積み増した。その結果、実際は供給増となったが、先行きの増販を見込んで対応したことになる。
(提供元:日刊石油タイムズ)