2012.02.06 のニュース
石油情報センターの調査結果でみると、ガソリン市況は143円/Lの横ばいが続いているが、価格競争が激しい街道沿いでは値上げ、値下げが繰り返されている。街道沿いでは昨年末で値下がり、1月中旬から再度ボトムを143円に乗せたが2月初旬では再び値下がりしている。調査価格は、広範囲を対象にしているため安定しているが、街道沿いの市況実態とは、かなり乖離している。
(提供元:日刊石油タイムズ)
2月1日のWTI3月限は前日の98.48ドル/バーレルより続落し、0.87ドル値下がりの97.61ドルとなり、4営業日連続下落し、12月20日以来の97ドルの安値となった。 中東産は1日より4月限に入り、前日より値下がりして109ドル台前半に収まった。 WTIと中東産との4月限の価格差は前日より拡大して11ドル台前半となった。 ブレントは1日より3月限に入り、前日より1ドル以上値上がりして、112ドル台前半に乗せてきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
灯油在庫 大幅取り崩し 厳冬で荷動き活発化 ~供給面での問題はない~
灯油販売は、平成23年の1年間でみると1934万KLで前年比で4.5%減(91万KL減)、4月~12月の累計でみると1062万KLで8.5%減(99万KL減)と、大幅な落ち込みとなっている。業務用の燃料転換(LNG、都市ガス)が依然として進んでいる。暖房用も電気・ガスヘの転換が進んでおり、この傾向は都市部から地方にもおよんでいる。都心部のマンションなどでは灯油使用が禁止されており、電気・ガス暖房となっているため、大幅な増販はこれからも期待できない。
(提供元:日刊石油タイムズ)