日刊ニュース

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2012.02.07 のニュース

EM皮算用と国内市場  

 エクソンモービルの日本事業を約3千億円で、その孫会社であった東燃ゼネラル石油が買い取る。EMグループ内の株式移動、東燃ゼネラルが保有する自社株の扱いなど小難しい手はずを経たうえで、この6月から東燃ゼネラルへのEMの出資比率は50.5%から22%へと低下する。EMが筆頭株主であり続けるが、22%保有では単独での普通決議事項も可決できなくなりその掌中にあった経営権を失う。  ちなみに昭和シェルの約33%がRDシェル、約15%がサウジアラムコ、コスモの約21%がアブダビ系の各外資傘下にある。

(提供元:ぜんせき)

WTI続落96.36ドル 中東産4月限109ドル台  

 2日のWTI3月限は前日の97.61ドル/バーレルより大幅続落し、1.25ドル値下がりの96.36ドルとなり、5営業日連続で下落し、96ドル台まで落ち込んでしまった。  中東産の4月限は前日より値上がりして、109ドル台後半に乗せてきた。  WTIと中東産との4月限の価格差は前日より拡大して12ドル台後半となった。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリン市況は下落へ 減販で業者にあせりも ~街道沿いはHC、量販店が値下げ~  

 昨年12月のガソリン販売は、前年同月に比べると1.4%の微増となった。1月は地域的なバラツキもあるが、SSサイドは減販となっている。  昨年4月~12月の累計では2.8%減となっている。東日本大震災を機に、景気回復の遅れも影響して、個人消費が抑えられ、車の利用も減少したため、SSの売り上げが落ち込んでいる。都市周辺のSSでは減販を問題視しており、増販を狙って販売価格を値下げした。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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