2012.02.08 のニュース
元売の業績は、製品マージンを確保して黒字となっているが、販売業者はマージンが減少している。そのためSS経営は悪化しており、SSの廃業、撤退が後を絶たない状況が続いている。元売は集約化か進み、5社体制となって効率化され、仕切価格のほぼ満額を回収している。一方、販売業者サイドはユーザー転嫁ができず、経営悪化からSS数は激減しているにもかかわらず、依然として価格競争は続いている。
(提供元:日刊石油タイムズ)
街道沿いのガソリン市況が急落している。ガソリン販売減少と、HC、量販店が129円~130円と値下げしたことが影響している。そのため、SSの143円相場が崩れて、防戦に苦慮している。原油価格の小幅な下落と、仕切価格の据え置きが続いているため、中弛み状況が起こってきた。これまで140円台を維持してきた市況が一気に値崩れし、135円~138円となってきた。
(提供元:日刊石油タイムズ)
3日のWT13月限は前日の96.36ドル/バーレルより大幅反発し、1.48ドル値上がりの97.84ドルとなり、6営業日ぶりに上昇となった。 中東産の4月限は前日と値動きなしの109ドル台後半に収まった。 WTIと中東産との4月限の価格差は前日より縮小して11ドル台半ばとなった。 ブレントの3月限は前日より値上がりして、112ドル台前半に乗せてきた。 先物相場5月限のWTIが98.71ドル、中東産が109台前半、ブレントが112ドル台前半となっている。
(提供元:日刊石油タイムズ)