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東工取原油市場、元売りには投機色強く映る 2001年09月28日更新

東京工業品取引所が原油市場を開設してから早3週間が経過したが、元売り各社は様子見の姿勢を崩していないようだ。
 東工取原油市場は 現物の引き渡しを伴わない換金取り引きであり、かつ建玉制限が厳しく実需に見合ったリスクヘッジがしづらいということから、元売りサイドには投機色の強い市場に映っており、それが参加を躊躇させているようだ。
 「元売りには投機的なことはしてはいけないという強い雰囲気がある。ただでさえ為替の問題で頭を痛めているのに、これ以上投機をする訳にはいかない」(某元売り広報グループ長)というように、元売りと東工取との間には依然考え方に開きがある。
 「灯油・ガソリンの取り引きは、バーターの媒体としてコスト削減につながる利点がある」(同氏)と石油製品では元売りの先物市場への参加がすすんでいるように、原油市場でも更なる利便性向上に向けた市場設計の見直しが期待されるところだ。

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