2010.08.09 のニュース
WTI反落も82.47ドル 中東産は続伸で78ドル台
4日のWTI9月限は、反落して82.47ドル/バーレルとなったが、3ヵ月ぶりの高値を維持している。前日より0.08ドルという小幅な値下がりとなったが、5月4日以来の高値にとどまっている。
午前の早い段階では、米国サプライ管理協会(ISM)が発表した非製造業景況指数が予想外の改善を示すなど、米経済指標がまずまずの内容で、堅調に推移していた。
しかし、EIA週報を境にマイナス圏に転落、ガソリン・ディスレートの在庫が予想に反して増加、一方、原油は大幅に取り崩しを記録したことから、相場は一旦売りで反応後、買いが優勢となるなど、強弱まちまちの材料を眺めて方向感に乏しい展開となった。
なお、中東産原油の10月限は続伸して78ドル台に、ブレントの9月限も小幅続伸で82ドル台となっている。