2012.04.03 のニュース
WTI続落102.78ドル
29日のWTI5月限は前日の105.41ドル/バーレルより続落し、終値は2.63ドル値下がりの102.78ドルとなり、2月16日以来の102ドル台となった。
WTIの先物相場は、6月限が103.31ドル、7月限が103.80ドル、8月限が104.17ドル、9月限が104.43ドル、10月限が104.64ドルで終えた。
フランスのフィヨン首相が、石油価格の高騰への対応として、戦略備蓄の放出に前向きな発言をしたと報道されたことで売りが優勢となった。また、国際エネルギー機関IEA)も29日公表の声明で、原油価格が非常に高い水準にあると指摘し、必要なら対処する用意があるとの姿勢を示したことからイランの核開発問題を背景とした原油の需給ひつ迫観測が後退し、売りが膨らんだ。