2010.08.20 のニュース
WTI反発75.77ドル 中東産も上げで73ドル台
17日のWTI9月限は、反発して75.77ドル/バーレルとなり、1週間ぶりに値上がりとなった。1週間前の9日は81.48ドルという高値となっていた。
その後、5営業日連続で一気に6.24ドルも値下がりし、16日には75.24ドルまで値下がりしていたが、17日には0.53ドルの値上がりとなっている。
米国の株価上昇と、7月鉱工業生産の増加を背景に、経済を巡る懸念が和らぎ、原油相場は買いが優勢で推移した。
また、ドルが下落(対ユーロ)し、テキサス州の製油所が不調との報告も支援材料となり、買いが進んだが、利益確定の売りが出て、上げ幅は縮小した。
なお、中東産原油の10月限は1ドル以内の値上がりで73ドル台となった。また、ブレントの9月限は2ドル以上の大幅な値上がりで76ドル台となっている。