2010.08.24 のニュース
WTI反落74.43ドル 中東産は上げで74ドル台
19日のWTI9月限は、続落して74.43ドル/バーレルとなった。1週間前の12日から5営業日続いた75ドル台より1ドル弱の値下がりで74ドル台となっている。
米国労働省の14日までの新規失業保険申請件数が50万件(前週比1.2万件の増加)となり、9ヵ月ぶりの高水準になったことが影響した。
また米フィラデルフィア連銀が発表した8月の製造業景況指数がマイナス7.7(前月比12.8ポイント低下)となり、予想外の低下となったことから、米景気回復に対する懸念を背景に、需要減観測が原油相場を圧迫した。
なお、中東産原油の10月限は1ドル以内の値上がりで74ドル台となり、WTIに接近した。また、ブレントの9月限も1ドル以内の値下がりで74ドル台となっている。