日刊ニュース

2010.09.01 のニュース

原油CIF 8月上旬4万876円 7月平均比1894円下げ

財務省が発表した「貿易統計」から、石油連盟がまとめた8月上旬分の「原油CIF旬間速報」によると、CIF価格は4万876円/KLとなった。
 7月平均の4万2770円に比べると1894円の値下がりとなったが、それはドルベースでの値下がりと、為替の円高によるものとなっている。
 ドルベースは74.70ドル/バーレルで、7月平均の76.32ドルに比べると1.62ドルの値下がりとなったうえに、為替が86.10円/ドルとなり、円高となった。
 為替は、7月平均の89.09円に比べ2.10円の大幅な円高となり、CIFno値下がり幅は、ドルでの値下がり幅よりもさらに拡大している。
 ドルベースの推移をみると、7月上旬、中旬は76ドル台であったが、下旬には75ドル台へ値下がりし、8月上旬にはさらに大幅値下がりし74ドル台となった。
 7月中の円レートは、上旬は90円台であったが、中旬、下旬には88円台へと円高が進み、8月上旬にはさらに円高となって86円台となっている。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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