2010.09.07 のニュース
WTI続伸75.02ドル 中東産上げで73~74ドル台
2日のWTI10月限は、続伸して75.02ドル/バーレルとなった。前日より1.11ドルの大幅な値上がりとなっている。2日連続の値上がりとなり、71ドルから2日間で一気に3.10ドルの値上がりとなった。
米国労働省発表の新規失業保険申請件数が、市場の予想を上回る減少幅であったことや、米国中古住宅販売仮契約指数が3ヵ月ぶりに上昇に転じたことなどで、経済指標が良好な内容であったことを背景に、原油相場は上昇した。
また、メキシコ湾の石油施設爆発事故と、ハリケーン「アール」が、東海岸の製油所に影響を与えるとの懸念も強材料となり、大幅な続伸となった。
なお、中東産原油の11月限は1ドル前後の値上がりで73~74ドル台に上昇した。しかし、ブレントの10月限は1ドル以内の値下がりで75ドル台となったが、WTIより高値となっている。