2013.03.29 のニュース
WTI続伸96・34ドル 経済指標の改善を好感
26日のWTI5月限は前日の94・81㌦/バーレルより続伸し、終値は1・53㌦値上がりの96・34㌦に乗せてきた。
WTIの先物相場は、6月限が96・61㌦、7月限が96・75㌦、8月限が96・68㌦、9月限が96・40㌦、10月限が95・99㌦、11月限が95・52㌦で取引を終えた。
朝方、2月の耐久財受注額が発表されると市場予想以上に増加していた。1月のS&Pケース・シラー住宅価格指数も住宅価格の上昇を示しており、このところ景気が回復しているとの見方から、原油買いが先行した。
また、株式相場の上昇に伴い、投資家は運用リスクを取る姿勢を強め、価格変動の大きい原油に買いを入れた。
そのため、一時96・45/㌦と、2月20日以来、約1ヵ月ぶりの高値をつけた場面もあった。