日刊ニュース

2010.10.21 のニュース

WTI続伸83.08ドル 中東産は続落で78ドル台

 18日のWTI11月限は、反発して83.08ドル/バーレルとなった。前週は13日の83.01ドルから続落し、週末15日には一気に81.25ドルまで値下がりしていたが、18日には1.83ドルの大幅な値上がりとなった。
 一方、中東産原油の12月限は、2ドル以上の大幅な値下がりとなり、前週末の80ドル台から78ドル台まで続落している。
 WTIは朝方、ドルの対ユーロ上伸を受けて、相場は割高感に圧迫され、一時は80ドル台後半まで値下がりとなった。
 しかし、その後はドルが下落基調に転じたことから原油相場は上伸し、6日の83.23ドルに迫る高値となっている。
 堅調な企業決算を背景に、大幅に反発した米国株価により、米景気の先行き懸念が緩和され、原油相場にも好材料となった。
 なお、ブレントの11月限は1ドル以内の値上がりで、82ドル台から83ドル台に反発し、WTIを小幅上回る高値を続けている。

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