2010.06.29 のニュース
WTI反発76.51ドル 中東産は下げで76ドル台
24日のWTI8月限は反発して76.51ドル/バーレルとなり、2日間76ドル台で推移している。11日には73ドル台まで値下がりしていたが、その後は上昇に転じ、15日に76ドル台まで値上がりし、それ以後は76~77ドル台を小幅に上下する小康状態が続いている。
米国の労働省が発表した新規失業保険申請件数が前月比1万9千件もマイナスとなったこと、米国商務省が発表した5月の耐久財新規受注が前月比1.1%減となったことなど、ともに予想ほど悪い数字ではなかった。
また、ドルが対ユーロで軟調となったことから、原油相場は買いが優勢となり、3日ぶりに前日比小幅上昇した。
なお、中東産原油の8月限は大幅な値下がりで73ドル台へ、ブレントの7月限は小幅な値下がりで75ドル台となっている。