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10月は前月より21.3％増　一日平均取引高

　東商取の10月の一日平均取引高は、主力の金（前月比14.7％増4万5460枚）、白金（27.9％増2万5094枚）、原油（43.1％増4808枚）などが大きく増加したことから、全体では前月比21.3％増の11万1633枚となり、2013年6月度以来の水準となった。また、月間総取引高は245万5916枚となり、2013年4月度以来の水準を記録した。
　原油は、生産国における生産拡大、欧州や中国の景気鈍化による需要低迷懸念などを背景に、17日にはｷﾛﾘｯﾄﾙ当たり5万4750円と約1年10ヵ月ぶりの安値を記録したが、下旬は需要回復期待や米国株高に加え、円相場が円安に推移したことなどを背景に上昇した。
なお、31日の取引高は17万9282枚となり、今年最高の取引高を記録した。