日刊ニュース

2015.04.30 のニュース

ガソリン連休商戦に期待 好天気が続けば増販も

 ガソリンは月末からの連休商戦入りとなる。29日(昭和の日)から5月1日(金)メーデーと続き、6日までの連休となる。
 今年は好天気も予想されているためガソリンは増販期待が強まっている。ガソリン価格も値上がりするものの130円/リットル台であるため、ユーザーの高値感も薄れているため、好天気が続けば車の利用が増加しそうである。円安のため海外旅行よりも国内旅行にシフトするとの見方もある。昨年は消費税の増税もあり、4月販売は大幅に落ち込んだため、今年はその反動で増加となる。ただ実需での販売が注目されるが、石連週報でも90万キロリットル台と低調であったが、103キロリットルと100キロリットルの大台に乗せており、これから5月初めの連休での販売動向が注目されるところである。
 省燃費車の普及、若者の車離れ、少子化でガソリン需要は減少を続けるため、販売業者サイドでは適正マージン確保による利益増が望まれている。販売減によりSSの数も減少を続けているが、このあたりで減少に歯止めをかけたいところである。
 石商サイドは、これから総会シーズンとなるが、組合員、SS数の減少が止まらないと組織活動にも支障が生じることになる。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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