日刊ニュース

2010.11.26 のニュース

WTI続落81.25ドル 中東産は大幅下げで同水準

23日のWTI1月限は、前日より小幅値下がりで81.25/バーレルとなった。3営業日の続落であるが、小幅値下がりであるため4営業日81ドル台が続いている。
 中東産1月限は、前日より1ドル以上の大幅続落で81ドル半ばとなったが、81ドル台後半であるため小幅であるがWTIを上回っている。
 WTIは、朝鮮半島情勢の緊迫化による地政学的なリスクの高まりや、欧州連合等による財政・金融危機対策遅れへの懸念から、ドルが対ユーロで上伸し、ドル建てで取引される原油の割高感から、売りが拡がった。
 また、その後発表された10月の米国中古住宅販売件数が、前月比減となり、市場予想を下回ったことも相場の下げ要因となった。
 なお、ブレントの12月限は値下がりで82ドル台を維持し、依然としてWTIを上回る高値水準を続けている。

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