2011.04.08 のニュース
中東産 続伸114ドル前後 WTIは反落も108ドル台
5日のシンガポールマーケット中東産原油6月限は続伸して114ドル/バーレル前後となった。前日比1ドル以上の大幅な値上がりで、5営業日連続の値上がりとなり、WTIを約6ドルも上回る高値となったが、7、8月限は先安となっている。
一方、WTIの5月限は0.13ドルの小幅な反落で108.34ドルとなったが、それでも前日の108ドル台を維持している。しかし、7月限は小幅な値上がりで109ドルを維持している。
しかし、ブレントの5月限は2ドル以上の大幅な値上がりとなって122ドル台となっている。
WTIは、中国人民銀行(中央銀行)が追加利上げを発表したことを受け、目先の原油需要が伸び悩むとの見方から、原油相場は売りが優勢となった。
それに対し、ブレントは、引き続きリビアの情勢不安を手掛かりとして続伸し、122ドル後半へと大幅に値上がりしている。