日刊ニュース

2011.04.11 のニュース

WTI反発108.83ドル 中東産は続伸115ドル台

6日のWTI5月限は小幅に反発したものの108ドル/バーレル台にとどまった。前日より0.49ドルの値上がり108.83ドルとなったが、6月限は109ドル台、7月限は110ドル台の先高となって推移している。
 一方、中東産原油の6月限は1ドル以上の大幅な値上がりで115ドル台となった。3月30日からの6日営業日連続値上がりで、今年になってからの最高値となった。先物は小幅な先安となっている。
 ブレントの5月限は横ばいで122ドル台後半にとどまっている。なお、先物は小幅な先安となっている。
 WTIは、北太平洋条約機構(NATO)が、リビア政府軍を空爆したため、他のエネルギー輸出国への動乱の波及が懸念されたことで値を上げた。
 一方、米国エネルギー情報局(EIA)発表の週間在庫統計で、原油と中間留分が増加したものの、ガソリンは減少したことで、上げ幅は小幅となった。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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