日刊ニュース

2010.07.22 のニュース

猛暑 ガソリン増販に期待 夏場商戦が本格化―市況は下げ止め方向に―

ガソリンは、本格的な夏場商戦に入った。17~19日の連休は全国的に猛暑となり、ガソリン販売は増加が見込まれている。猛暑になれば、車のクーラー使用が増加してガソリンの消費増となる。石油情報センターの週動向の市況調査(12日時点)は全国平均でみると135.6円/Lで前週に比べると0.5円の値下がり、7週連続の値下がりとなった。5月中旬の140円/Lから小幅な値下がりが続き、7月12日は四捨五入で136円/リットルとなり、4円の値下がりで推移している。一方、実勢の看板価格を見るとHCは122円、首都圏の街道沿いSSは130円を割り126~8円、都心部は133~4円で推移しており、小幅な値下がりをみせている。原油価格(WTI)は7月上旬の72ドルに比べ76~77ドルへと値上がりしており、ガソリン市況も下げ止めの方向にある。

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