日刊ニュース

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2012.03.06 のニュース

まず必要なのはSS事業収益  

SSはいま、累計10円を超える大型・連続の卸値上げに直面している。大勢のSSは、週末ごとの大幅値上げの後を追っているが、小売市場の動向をにらんだ転嫁不足、小数点単位での卸値上げに対して、円単位で整合性を取る際に、取り残しが発生し、その累積額が粗利を大きく圧迫する事態を招いている。  これ以上、その取り残しを大きくするわけにはいかない。周回遅れになりつつある転速度を、一段と加速し、追い付かなければならない。

(提供元:ぜんせき)

WTI続伸108.84ドル 中東産5月限119ドル台  

 1日のWTI4月限は前日の107.07ドル/バーレルより続伸し、1.77ドル値上がりの108.94ドルとなり、4月限は依然として高水準を維持している。  中東産は1日より5月限に入る。前日より値上がりして、119ドル台後半に乗せてきた。  WTIと中東産との5月限の価格差は前日より縮小して10ドル台前後となった。  ブレントは1日より4月限に入る。前日より3ドル弱値上がりして、124ドル台前半に乗せてきた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

イラン原油の輸入は大幅減少 ―政府介入なく石油各社の個別対応―  

 イランの核開発疑惑問題でアメリカは対立を強めており、欧州、日本政府に対してイラン原油の輸入を抑えるよう要請している。経済産業省では、原油の取引きは商業ベースであり、国が介入することはできないとして、石油各社に輸入減を要請することもなく様子をみているが、輸入の減少には期待している。  そのため日本の石油各社の対応が注目されているが、最近のイラン原油の輸入は、大幅に減少している。各社が、アメリカとの関係を配慮したことと、地政学的リスクを回避するため自主的判断で減らしているものとみられる。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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