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2012.08.14 のニュース

通期見通しは下方修正も ―在庫影響を除くと予想と同水準―  

 石油各社の石油事業の4月~6月決算は、原油価格が期中に急落したため在庫評価損が発生し、市況も急落したことからマージンも悪化、大幅な減益、赤字となった。そのため今後の業績回復を狙っているが、4月~6月の原油価格急落による在庫影響の評価損のような、外部要因による影響を回避することはできない。だが、原油価格も値上がり傾向をみせており、猛暑によるガソリンの増販が見込まれるため、マージン確保を狙って業績回復に取り組むことになる。 

(提供元:日刊石油タイムズ)

WTI反発93.36ドル 景気懸念緩和とユーロ安の押し引き  

 9日のWTI9月限は前日の93.35ドル/バーレルより小幅に反発し、終値は0.01ドル値上がりの93.36ドルに乗せてきた。  WTIの先物相場は、10月限が93.63ドル、11月限が93.94ドル、12月限が94.35ドル、1月限が94.84ドル、2月限が95.22ドル、3月限が95.43ドルで取引を終えた。週間の新規大業保険申請先行き懸念が和らぎ、原油の買いが先行した。ただ3ヵ月ぶりの高値圏となっているため、利益確定売りが出やすく、上値は抑えられた。

(提供元:日刊石油タイムズ)

ガソリンと灯油が同値に 東工取先物65円へ値上がり  

 東京工業品取引所の先物市況9月限では、ガソリン、灯油が65円/Lの同水準となってきた。これは、原油価格の上昇に伴い値上がりとなったものだが、ここへきて、灯油は大幅な値上がりをみせている。  12月限ではガソリンが64円、灯油が67円と灯油高となっている。実際、ガソリン高の灯油安という体系が夏場まで続き、秋になると逆転するが、今年は灯油の値上がりが早いのか、ガソリンの値上がりが遅れているのか、判断しにくい。

(提供元:日刊石油タイムズ)

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