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街角 2007年11月05日更新

何かが街の風景を変えていく
此処は日本全国で有数に子供比率が高いと言われている東京は下町のE区エリア、秋深まる心地よい歩道は親子連れの乳母車や元気なワイワイ幼稚園児で賑わっています。
じゃがな、よくよく見ると高齢者の車椅子がそこに溶け込んでいるではないか、E区ですら!我が国の先行きはジイ様バア様が大きく増加し歩道には歩く人や乳母車に加え結構!車椅子が入り混じる風景に変りいくのでしょう。

お袋様の生まれ育った馴染みの浅草近辺をブンラリしているとチャリンコがこんなにオイオイ我が物顔で車道や歩道を跋扈しているオッタマゲよ。
中国ではチャリンコからバイクそして自動車にラッシュの車社会へ一直線なのに日本では自動車からチャリンコかよ、冗談よし子コペルニクス的変身になっちまうよ。

人口増加が続くE区のK駅前地下駐輪場は来年春完成予定。
その収容能力は9400台、これでも増え続けるチャリンコを収容できるか些か心配です。
さて、駅までのアクセスは何がいいかな、マイカーやバス便とチャリンコが競争になる結果が楽しみです。

移動の手段として飛行機、電車、船、車、バイク、チャリンコ、歩き他多々あります。
世界に目を向けるとブリックスをはじめとした急成長国では自動車社会へ突き進んでいますが成熟した国々の一部では車社会からの軌道修正をはかりフランスは花のパリのように貸し自転車を快走させ排ガス削減、渋滞緩和に寄与する新たな交通ネットを整えている。
日本の乗り物は如何様に変化を遂げ街の姿を変えていくのか興味津々ですね。
何れにせよ「移動の手段部門」のシェアー争いは飛行機会社とJRの戦いにみられるよう熾烈さを増す事は疑いなし。

自動車運転は当然酒を飲めず、高速や駐車場の料金が高く、燃料も上がり(参考までだが米国は中東情勢如何では原油がバーレル163ドルもありえると懸念)、更に70歳以上の免許更新時にはハードルを課す厳しい行政、これじゃ移動手段としてのシェアーと魅力を下げちまう。
チャリンコのような人力車はスピードや物流面では劣勢なるも環境や健康面からは優勢だし最近ではシャネルが発売する小型乗用車並み価格のチャリンコが話題を呼んでいるがお洒落な或いは癒しの道具の側面があるかもしれませんな。

近頃、様々な客?が空気を入れさせて毎日のようにSSに来店するところが増えています。
SSはタイヤ履き相手の商売、何れチャリンコを組み入れた油外商売を始めるのもオモロイではないかな、「油外」商売は車の技術革新や他業種の参入等もあり苦戦しているゆえ既存の枠内から脱却した「意外」な発想による商品戦略の展開は重要な課題でしょう。
SSはエネルギー販売業でもあり、生活産業でもある所以ですからジャジャン。


                                 風来坊47
     

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