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米国報復攻撃Xデーはいつか? 2001年10月01日更新

今回 アメリカ合衆国での国際テロ事件は、湾岸戦争以上の戦力が導入させるのではないだろうか?今までアメリカ本土が攻撃させたことは、一度も無い。この時代に天災以外で
一瞬にして6,000人以上の尊い人命が失われることなど、西側諸国ではありえないことである。それも「アメリカ合衆国 ニューヨーク」なのです。流血は避けられないでしょう。
 ここで、ビジネスに目を向けて見ると私達、石油を扱う者にとってその時期が「何時」なのか?が、焦点となるのではなかろうか?場所は原油出荷の大半をしめる「中東」ですから。
そこで、ある政治に精通している人の情報によるとXデーはどうも〝10月10日〟ではないか?と言われています。今の準備状況、世論の高まり具合から推測したものです。
そこで、私も考えてみました。最初の攻撃は、「トマホーク」などの巡航ミサイルになると思われます。目標はビン・ラディンが潜伏していると言われるテロ要請基地周辺。第二次攻撃は航空機による低高度精密爆撃による攻撃が予想されます。これは、一般市民への誤射を避ける為に重要であり、湾岸戦争のように誤って民家に直撃することをさける為に必要だと考えます。また空母艦載機が中心であれば、F-18が中心になりF-117ステルスのようには隠れることが難しくレーダーに捕らえられる可能性が高いことから、満月の夜は避けるのではないかと考え、14~16日がXデーになるのではないでしょうか?
 さて、その後の展開ですが、かつて旧ソビエト連邦が15万人の近代兵器で武装した大国が勝つことが出来なかったアフガニスタンです。長期戦が予想されます。そうなるとかなりの量のジェット燃料が必要となります。ご承知の方もいらっしゃると思いますが3次攻撃は陸上部隊による攻撃となり戦車が大量に導入されます。この戦車も問題でアメリカ軍の主力戦車はタービンエンジンを使用しており、実はこちらもジェット燃料が必要です。
また、戦闘ヘリも数多く導入され陸と空で大量のジェット燃料が必要とされます。それを何処から供給するか おそらく「サウジアラビア」からでしょう。これまでの報道から
サウジはアメリカに対して供給責任があります。
 ここから、石油の本題ですが現在5ドルもの下落傾向(テロ前10日と実近27日との比較)にありますが、値段を上げる為に
減産をしてしまうと大量のジェット燃料を供給できなくなってしまいます。そうするとこれからますます原油価格は下がってしまうでしょう。サウジも当然苦しくなります。
こうなると、日本国内でも値段が下がってしまうのではと考えるのが妥当です。それじゃ
まずいですよね!現にその傾向が現れ始めていますし・・・・・
でも、思い出してください。湾岸戦争の時、開戦前10ドルだった原油価格が30ドルにまで跳ね上がった事実を!歴史は繰り返されるのです。やはり、今回も前も石油をコントロールしているのは、超大国「アメリカ」なんです。
 最後にもうひとつ湾岸戦争の時 アメリカ合衆国の大統領は誰だったでしょう!
そうです。「ブッシュ」さんでしたよね!政治的に石油をバックにしている。
現在の大統領は? そう「ブッシュ」さんですよね!息子さんですけど。
だから、石油に関しては当然考えて行動するのに決まってます。さてどうなるでしょう。
 この掲載は、一番関心事項があるテロ事件を独自に調査して書いているものであることをご了解ください。

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