2010.08.03 のニュース
石商活動にも新しい方向 JX発足で販売業界も変わる -元売と販売子会社に市況安定を要請-
新年度に入って石商サイドも新執行部がスタートしており、新しい動きも出てきているが、元売サイドでもJXエネルギーが発足したことで、35%のシェアを占めるリーディングカンパニーが出現し、状況に大きな変化が生まれた。地域によってはJXの「ENEOS」マークのSSが大きなシェアを占めることになり、価格競争が少なくなり、市況も安定しつつある。市況対策については、HC、量販店の動向が注目されるが、元売と販売子会社に対しては率先垂範するよう要望されている。HCに対しては供給元になる大手販売業、元売を調査すべきであり、価格改定には、不当廉売、差別対価などの問題があるのではないか、との不信感が出ており、公取委に申告しているが、決め手になるものはなく、苦慮している。