2010.08.12 のニュース
販売業者HCなど安値販売に反発 供給ルートの解明を求める -販売価格差が拡大-
ガソリンの安値販売に対してHC(ホームセンター)、量販店への供給ルートが問題となっているが、これを解明することは難しい。取引が自由化されているため、供給ルートを明らかにすることは難しいが、販売業界からは不思議な状況が続いている、という批判が強い。HCなどへの供給に対しては、元売が直接供給するケースはなく、商社、大手販売業者が介在しているため、実態は不明である。過去においても販売業者サイド(石商サイド)で調査したが、結局は解明できずに今日におよんでいる。石商サイドは元売に対して、HCが輸入しているケースはなく、供給元は元売であるため、取引数量も多くまったく知らないことはない、と反論している。また、安値として不当廉売で公取委に申告しても問題なしの白の判定が出ているため、打つ手がないのが実態である。