2010.08.13 のニュース
WTI反落80.25ドル 中東産も下げで77ドル台
10日のWTI9月限は、反落して80.25ドル/バーレルとなったが、それでも3ヵ月ぶりの高値水準を維持している。前日より1.23ドルの値下がりも、5月4日以来の80ドル台が続いている。
中国の7月原油輸入量が前年同月比3.2%減少し、過去最高を記録した6月の実績から17.5%も急減したことを受け、原油相場は一時80ドル割れまで下落した。その後、米国金融当局が景気見通しを下方修正、量的緩和水準を維持する政策対応を決めたことが好感されて反転したが、上値は重く、前日比安で引けた。
なお、中東産原油の10月限も1ドル以上の値下がりで77ドル台、ブレントの9月限1ドル以上の値下がりで79ドル台となっている。