2010.08.17 のニュース
WTI75.74ドルに急落 中東産も下げで74ドル台
12日のWTI9月限は、急落して75.74ドル/バーレルとなり、7月12日以来の低水準に戻った。前日の78.02ドルより2.28ドルの大幅な値下がりとなり、1ヵ月ぶりの安値となっている。今週初めの9日から3日連続で一気に5.74ドルの大幅な値下がりとなった。
米国の新規失業保険申請件数が予想外に増加し、約6ヵ月ぶりの高水準となったことを受け、景気の先行きに悲観的な見方が強まったこと。
また、金融市場でも、リスク投資を手控え、安全な資産に資金を退避させる動きが加速し、ドル高が進展したことも相場を圧迫したことも影響した。
なお、中東産原油の10月限は2ドル弱の値下がりで74ドル台となった。また、ブレントの9月限は1ドル以上の値下がりで76ドル台となっている。