2010.08.18 のニュース
WTI続落75.39ドル 中東産も下げで73ドル台
13日のWTI9月限は、続落して75.39ドル/バーレルとなり、4日連続の値下がりとなった。前日の75.74ドルよりさらに0.35ドルの値下がりとなり、1カ月ぶりの安値となっている。今週初めの9日から一気に6.09ドルの大幅な値下がりとなった。
一時は75.01ドルとなり、7月13日以来の安値を付ける場面もあり、週間ベースでは6.5%安となって、7月2日以来の大幅安となっている。
米国の商務省が発表した小売売上高では、雇用不足を背景に、個人消費の抑制さが示された。また、米エネルギー省のエネルギー情報局が11日に発表した週間在庫統計ではガソリン在庫が7週連続で増加したことも影響した。
なお、中東産原油の10月限は1ドル以上の値下がりで73ドル台となった。また、ブレントの9月限も1ドル以上の値下がりで75ドル台となった。