2010.08.23 のニュース
WTI反落75.42ドル 中東産は上げも73ドル台
18日のWTI9月限は、反落して75.42ドル/バーレルとなったが、1週間前の12日から5営業日連続で75ドル台を維持し、安定して推移している。
米国石油協会(API)が17日に発表した原油の在庫が、市場の予想を大幅に上回る積み増しを記録したことにより、原油相場の序盤は売りが先行した。
しかし、その後は、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計で、原油の在庫が前週比80万バーレルと発表されたことにより、買いに安心感が拡がり、下げ幅は限定的となった。
なお、中東産原油の10月限は1ドル以内の値上がりも73ドル台にとどまった。また、ブレントの9月限は1ドル以上の大幅な値下がりで75ドル台となっている。