2010.08.25 のニュース
ガソリン市況維持へ 8月商戦を乗り切る -原油下落も値崩れを防戦-
ガソリンの夏場商戦は終盤に入るが、このまま市況を紺持して8月を乗り切りたいところである。連日の猛暑で増販となり、元売、販売業者とも増販、増益が見込まれるが、原油価格が下落しているため国内の市況が下落するのではないかと気になるところである。WTIで75ドルから73ドルへと値下がりをみせている。ガソリンの末端市況は、小幅な値下がりをみせているが、大勢は横ばいで維持されている。石油情報センターの調査価格(16日)は 133円70銭で前週に比べ20銭の値下げとなり5月24日に139円60銭から12週連続値下げで計5円90銭の値下げとなった。だが、小幅な値下がりであるため四捨五入では134円の横ばいが3週続いている。軽油も同じく117円70銭から113円90銭で3円80銭の値下げとなり、ガソリンに比べると下落幅は少ない。灯油は不需要期であり値動きはなく78円30銭で1円50銭の小幅下げとなっている。