2010.08.26 のニュース
東工取・先物は低位で推移 -70ドル割ると業績は悪化-
原油価格は、WTIが73ドル/バーレル台、中東物が71ドル台へと連続で値下がりしており、東工取の先物市況も、ガソリンは約50円/L、灯油が49円、原油は39円で推移している。納会を前にした23日には、EFP/EFS取引、申告受渡が成立している。WTIは、先週の16日が75ドル台、中東物は73~74ドル台で推移していたが、WTIは20日、23日で73ドル台、中東物が71ドル台へと下落しているが、WTIは4日連続の値下がりとなっている。アメリカの株価下落によるもので、日本も円高の進行による株価の下落などで、景気対策を求める動きも出ている。原油価格は70~80ドルの価格帯で推移するとみるのが大勢であり、ここで70ドルを割り込むことになると、石油元売各社の業績にも影響するため、原油価格の動向が注目される。