2010.08.27 のニュース
東工取 ガソリン、灯油は49円 原油も39円と値下がり傾向
東工取の先物市況は、原油が39円/Lで40円割れ、ガソリン、灯油は50円/Lを割って49円台で推移している。原油価格のWTIが71ドル/バーレル台、中東物は70ドル台へと下落していることが反映している。
ガソリンの業転市況は、堅調で推移しているため、先物が先行して値下がりしている。ガソリン、灯油の先物は51~2円で推移していたが、原油の下落とともに、為替が84~5円/ドルという円高で推移しているため、先物は値下がりをみせている。
ガソリンの末端市況は、小幅な値下がりとなっているが、大きく値崩れすることなく維持されている。原油の下落、円高によるコスト安で、製品市況の値下がりが心配されているが、需給が安定しているため、業転市況は堅調である。