2010.08.27 のニュース
WTI続落71.63ドル 中東産も下げで70ドル台
24日のWTI10月限は、続落して71.63ドル/バーレルとなった。前日より1.47ドルの値下がりとなっている。18日からの5営業日連続で値下がりし、―週間で4.14ドルの値下がりとなり、約2ヵ月半ぶりの安値となった。
世界的な景気減速懸念の強まりを背景に、株・商品などの高リスクな資産を避ける動きが拡かるなか、7月の米国中古住宅販売件数が前月比27.2%減となり、事前予想に比べて大幅な悪化を示したのをきっかけに、原油相場では売りが加速した。
なお、中東産原油の10月限は1ドル以上の値下がりで70ドル台となった。また、ブレントの9月限も1ドル以上の値下がりで71ドル台となっている。