2010.08.30 のニュース
8月ガソリン市況横ばい 連続小幅値下げも安定推移 -猛暑による増販も寄与-
ガソリン市況は、横ばいで推移している。石油情報センターの調査(23日時点)によると、平均は134円/Lで、8月2日から4週間の横ばいとなった。この間、20銭、10銭、10銭と、小幅な値下がりが続き、計50銭の値下がりとなったが、四捨五入では134円の横ばいとなったもの。7月末は135円で、8月初めに小幅な値下がりで134円となったが、8月商戦は猛暑で販売増となり、市況も安定して推移したことになる。原油価格は、WTIの8月上旬は80ドル/バーレル台、中旬が75ドル台、25日には72ドル台へと値下がりとなったが、末端市況は堅調で推移しているため、小幅な変動にとどまっている。元売各社は減産で需給バランスを保っており、7~8月のガソリン商戦は、値崩れすることなく、無事に乗り切ったことになる。