2010.08.30 のニュース
WTI反発72.52ドル 中東産は横ばいで70ドル台
25日のWTI10月限は、反発して72.52ドル/バーレルとなった。前日より0.89ドルの値上がりとなっている。18日からの5営業日連続で値下がりとなり、1週間で4.14ドルの値下がりとなっていたが、6営業日ぶりの値上がりとなった。
朝方は、世界的な株安や、弱い内容の米国経済指標を眺めて、景気鈍化の懸念が拡大するなか、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油、ガソリン、ディスティレートが軒並み予想を上回る増加幅を示したことにより、需給緩和懸念が高まった。しかし、その後は押し目買いが台頭し、72ドル台を回復した。
なお、中東産原油の10月限は横ばいで70ドル台を維持した。また、プレントの9月限は小幅な値上がりで72ドル台となっている。