日刊ニュース

2010.09.08 のニュース

WTI反落74.60ドル 中東産は続伸で74ドル台

3日のWTI10月限は、反落して74.60ドル/バーレルとなった。前日より0.42ドルの小幅な値下がりとなっている。1日、2日と2日連続の値上がりとなっていたが、前日の75ドル台から値下がりとなった。
 米国労働省発表の8月雇用統計で、非農業部門就業者数の減少幅は5.4万人となり、市場予測ほど悪化しなかったことを背景に、原油相場は一時75.44ドルまで上昇した。
 しかし、その後米サプライマネジメント協会発表の非製造業景況感指数が前月から大幅下落し、景気の先行き懸念が再燃したこと、またハリケーン「アール」の勢力が弱まり、東海岸の製油所への影響懸念が後退したことを受けて、相場は3日ぶりに下落した。
 なお、中東産原油の11月限は1ドル以内の値上がりであったが74ドル台に上昇し、ブレントの10月限は小幅な値上がりで75ドル台を維持している。

ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE