2013.04.01 のニュース
灯油、値崩れなく終了 ガソリン在庫は前年比で増加
石油週報(23日)によると、灯油在庫はシーズンが終了したことから、189万㌔㍑となり前週に比べて5万㌔㍑の減少となっている。
灯油は昨年11月から今年1月まで増販が続いていたが、3月は前年に比べると大幅な減販となった。
現在、殆ど荷動きが減少しており、業転市況でも高値の80円台/㍑から72円~73円へと大幅な値下がりとなっている。
今季の灯油価格をみると、各地で記録的な冷え込みが続いたため大きな値崩れはなく、順調に値取りが達成出来たようである。
一方、ガソリン在庫は217万㌔㍑となり前週と比べて横ばいとなっているが、前年に比べると8万㌔㍑の増加となっている。
このところ、ガソリンは高値感からユーザーの買い控えによって減販となっており、需給緩和状態で推移していることから、業転市況は値下がり、末端市況も下落傾向を強めている。