2010.09.16 のニュース
WTI続伸77.19ドル 中東産は横ばいで75ドル台
13日のWTI10月限は、続伸して77.19/バーレルとなった。前週末の10日より0.74ドルの値上がりとなっている。9月に入ってからは74ドル前後を小幅な変動で上下していたが、13日には77ドル台まで上昇し、約1ヵ月ぶりの高値となった。
カナダのパイプライン運営会社であるエンブリッジ米国向けラインが事故、復旧の目処が立っていないことに加え、中国の8月鉱工業生産統計が13.9%増と5ヵ月ぶりに伸びが加速したことで、原油相場の追い風となっている。
さらに、対ユーロでのドル高が、ドル建ての原油相場の割安感を強めたほか、米国株価の上伸も支援材料となった。
なお、中東産原油の11月限は、ほぼ横ばいで75ドル台を推移、ブレントの10月限は1ドル以内の値上がりで79ドル台となっている。