2010.09.17 のニュース
WTI反落76.80ドル 中東産は上げで76~75ドル台
14日のWTI10月限は、反落して76.80ドル/バーレルとなった。前週末の10日より2営業日の続伸で13日には77ドル台まで値上がりし、約1カ月ぶりの高値となっていたが、0.39ドルの値下がりとなっている。
対ユーロでのドル安を受けて原油相場は一時的に値を伸ばしたが、カナダのパイプライン運営会社エンブリッジが、原油漏れの調
査のため、閉鎖していた米国向けパイプラインの一部を再開する可能性があるとの報道を受け、需給逼迫懸念が後退し、相場は値下がりとなった。
なお、中東産原油の11月限は、1ドル以内の値上がりで76ドル前後となっている。ブレントの10月限は小幅な値上がりも79ドル台にとどまっている。