2010.09.24 のニュース
中東産 下げも75ドル台 NYMEX反発74.86ドル
20日の中東産原油11月限は、1ドル/バーレル以内の小幅な値下がりで76ドル台から75ドル台となったが、依然としてWTIを1ドル弱上回る高値となっている。
一方、WTI10月限は1.20ドルの大幅な反発で、73.66ドルか74.86ドルとなった。前週は4日連続の値下がりで73.66ドルまで値下がりしていた。
WTIは、景気の回復に対する楽観的な見方が台頭し、上伸した米国の株式相場に歩調を合わせたかたちで値上がりした。
また、カナダから原油を米国内に運ぶエンリッジ社のパイプラインが、先週、操業を停止した結果、原油在庫の減少が予想されたことも支援材料となった。
なお、ブレントの10月減は2ドル以上の大幅な値上がりで79ドル台となり、WTIを大幅に上回っている。