日刊ニュース

2010.09.29 のニュース

WTI続伸76.49ドル 中東産も上げで75ドル台

24日のWTI11月限は、続伸して76.49ドル/バーレルとなった。11月限は22日から74.71ドルでのスタートとなったが、23日には小幅な値上がりで75ドル台となり、24日には1.31ドルの値上がりとなっている。
 中東産原油は16日からWTIを上回り、小幅な変動でWTIよりも高値を続けていたが、23日には続落し、WTIとほぼ同値となり、24日には小幅な値上がりとなったものの、WTIが1ドル以上も値上がりしたため、WTIが逆転した。
 24日のWTIは、ドルが対主要通貨で軟化したため、ドル建てで取引される原油の相場に割安感が生じ、相場は買いが優勢の展開となった。
 さらに、経済指標を好感した米国株式市場の急伸を受けて、米景気の先行き不安が緩和されたことも原油相場の追い風となった。
 なお、ブレントの10月限は1ドル以内の続伸で78ドル台となり、相変わらず高値を維持している。

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