2010.10.01 のニュース
原油CIF 9月上旬 8月平均比91円値下がり
財務省が発表した「貿易統計」から、石油連盟がまとめた9月上旬分の「原油CIF旬間速報」によると、CIF価格は4万480円/KLとなった。
8月平均の4万571円に比べるとわずか91円の値下がりとなった。ドルベースでは値上がりとなったが、為替の円高によるものとなっている。
ドルベースは75.65ドル/バーレルで、8月平均の74.66ドルに比べると0.99ドルの値上がりとなったが、為替が85.08円/ドルとなり、1.31円の大幅な円高となったことで、CIFはドルでの値上がり分を相殺したものとなった。 ドルベースの推移をみると、8月上旬、中旬は74ドル台を小幅に値下がりしていたが、下旬には75ドルを超え、9月上旬にはさらに値上がりし75ドル後半となった。
8月中の円レートは、上旬、中旬は86円台であったが、下旬には85円台と円高が進み、9月上旬にはさらに円高となって6.08円となっている。